中学受験で朝勉強は必要か。
結論からいうと、できるなら有効です。
ただし、朝勉強は思いつきでやるものではありません。
朝勉強を入れるなら、常に固定するべきです。
「今日はやる」
「今日はやらない」
「時間があるから多めにやる」
「昨日できなかったから朝に重い問題をやる」
という形にすると、朝勉強はすぐに崩れます。
朝勉強は、毎日同じ時間に、同じような内容を、淡々と回すものです。
時間は、最長でも1時間です。
それ以上やると、学校に行く前に疲れます。
親子喧嘩も増えます。
睡眠時間も削られやすくなります。
朝にやるべきなのは、難問ではありません。
毎日の計算。
漢字。
塾の基礎トレーニング教材。
理科・社会の暗記もの。
前日に間違えた問題の軽い確認。
このような、単純作業でできるルーティンに限るべきです。
朝勉強は、気合いで頑張る時間ではありません。
基礎を固定する時間です。
朝勉強は「常に固定」で考える
朝勉強で大事なのは、毎日固定することです。
朝勉強は、親の気分や子どもの気分で増減させると続きません。
たとえば、
「昨日成績が悪かったから、明日の朝は多めにやる」
「今日は親が焦っているから、朝から算数の難問をやる」
「時間がないけれど、とにかく読解問題をやらせる」
こういう使い方はよくありません。
朝は、ただでさえ時間が限られています。
そこで重い勉強を入れると、子どもは朝勉強を嫌がるようになります。
朝勉強は、毎日同じように回すから意味があります。
たとえば、
- 7時00分から7時20分まで計算と漢字
- 朝食前に基礎トレーニング教材だけ
- 登校前に理科・社会の暗記カードを10分
- 前日に間違えた問題を1問だけ確認
このように、内容と時間を固定します。
朝勉強は、特別な勉強ではありません。
毎日の歯磨きに近いものです。
「今日はやる気があるから長くやる」ではなく、
「毎朝これだけはやる」と決める。
この方が、子どもにも定着しやすいです。
朝勉強は最長でも1時間まで
朝勉強は、長くやればよいわけではありません。
むしろ、長すぎる朝勉強は危険です。
最長でも1時間までです。
理想は、子どもの状態に応じて、
10分〜30分程度
余裕がある家庭でも 45分〜1時間以内
です。
朝から1時間を超えて勉強させると、学校に行く前に疲れます。
眠い。
機嫌が悪い。
朝食が慌ただしい。
登校前に親子喧嘩になる。
学校で集中できない。
こうなると、朝勉強の意味がありません。
中学受験では、勉強時間を増やすことも大事です。
しかし、朝勉強は「量を稼ぐ時間」ではありません。
毎日の基礎を崩さないための時間です。
だから、朝勉強は最長1時間。
これを超えるなら、朝ではなく、夜の学習計画や塾の宿題量を見直した方がよいです。
塾の宿題が終わらない家庭は、
中学受験で宿題が終わらない家庭が見直すべきこと
もあわせて確認してください。
朝にやるのは単純作業でできるルーティン
朝勉強に向いているのは、単純作業でできるルーティンです。
具体的には、
- 毎日の計算
- 漢字
- 語句
- 塾の基礎トレーニング教材
- 理科・社会の暗記
- 一問一答
- 前日に間違えた問題の軽い確認
このあたりです。
朝から重い読解問題を解く必要はありません。
算数の難問をじっくり考える必要もありません。
過去問を解く必要もありません。
朝は、頭が完全に起きていない子も多いです。
その状態で重い問題を入れると、解けない、怒られる、嫌になる、という流れになりやすいです。
朝にやるべきなのは、淡々と回せるものです。
計算を5問。
漢字を10問。
理科の暗記事項を確認。
社会の一問一答。
塾の基礎トレーニング教材。
こういうもので十分です。
朝勉強は、難しいことをする時間ではありません。
毎日やるべき基礎を落とさないための時間です。

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