中学受験では、鉛筆とシャーペンのどちらを使うべきか。
結論から言えば、どちらでもよいです。
ただし、私は6年生以降はシャーペンに慣れることをおすすめします。
理由は、字が雑な子の場合、鉛筆だと答案が読みにくくなることがあるからです。
中学受験では、答えがわかっていても、答案上で読めなければバツになることがあります。
特に、漢字問題、国語の記述問題、理科・社会の用語を書く問題では、字の読みやすさがかなり大事です。
「内容は合っているのに、字が読めない」
「漢字の画数がつぶれている」
「用語が別の字に見える」
こういう失点は非常にもったいないです。
鉛筆でもシャーペンでもどちらでもよい
まず、鉛筆とシャーペンのどちらが絶対に正しい、という話ではありません。
鉛筆でも受かる子はたくさんいます。
シャーペンでも受かる子はたくさんいます。
大事なのは、筆記具そのものではなく、採点者が読める字で書けているかです。
鉛筆で丁寧に書ける子は、鉛筆で構いません。
一方で、鉛筆だと字が太くなり、漢字や数字がつぶれてしまう子もいます。
その場合は、シャーペンを使った方がよいことがあります。
丸つけのときも、正解・不正解だけでなく、答案として読める字かを見ることが大切です。
詳しくは、
中学受験で親が丸つけをするべきか
でも書いています。
6年生以降はシャーペンに慣れるのがおすすめ
私は、6年生以降はシャーペンに慣れることをおすすめします。
シャーペンは、常に芯が尖っています。
そのため、細かい字を書きやすく、漢字の画数も見えやすくなります。
鉛筆は、書いているうちに先が丸くなります。
すると、字が太くなります。
漢字の細かい部分がつぶれます。
理科・社会の用語も読みにくくなります。
特に6年生になると、模試、過去問、塾のテストが増えます。
その時期は、単に「わかる」だけではなく、答案に正確に書く力が必要です。
模試の見直しについては、
中学受験で模試が返却されたら親がするべきこと
でも詳しく書いています。
字が雑な子は鉛筆だと失点しやすい
字が雑な子は、鉛筆だと読めない答案になりやすいです。
たとえば、国語の漢字問題。
漢字の線がつぶれていると、形式的にバツになることがあります。
国語の記述問題でも、字が読みにくいと内容が伝わりません。
理科・社会の用語問題でも同じです。
「蒸散」
「承久の乱」
「酸素」
「比例」
こうした言葉を答案に書くとき、字が崩れていると、採点者に正しく伝わらないことがあります。
本人は正しく書いたつもりでも、答案上で読めなければ点にはなりません。
これはかなりもったいない失点です。
国語の答案の作り方については、
中学受験で国語が伸びない子は問題文を読めていない
も参考にしてください。
本番で使う筆記具に普段から慣れておく
シャーペンを使うなら、普段から使っておくべきです。
本番だけ急にシャーペンにするのはよくありません。
持った感覚が違う。
字の濃さが違う。
消しゴムで消した感じが違う。
芯が折れると焦る。
こういう小さな違和感が、試験中には気になります。
だから、6年生以降は、家庭学習、塾の宿題、模試、過去問演習の中で、普段からシャーペンに慣れておくとよいです。
ただし、受験校や塾で「鉛筆のみ」と指定されている場合は、その指示に従ってください。
結論としては、鉛筆とシャーペンはどちらでもよいです。
ただし、字が雑な子、鉛筆だと字がつぶれる子、漢字や記述で読みにくい答案になりがちな子は、6年生以降、シャーペンに慣れておくことをおすすめします。
中学受験では、わかっていたのに読めなくてバツになる失点が一番もったいないです。
その失点を減らすために、筆記具も一度見直してみるとよいでしょう。

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